ラカン精神科学研究所メールマガジン 第124号(2020年7月1日)発行のお知らせ

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

2020年7月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン124号発行しました。

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。


No,124今月のメルマガのテーマは、「病的自己愛・誇大自己に潰されないために知っておくこと」です。

自己愛とは自己価値観であり、

人は命を生きているのではなく、意味を生きている。

そのために自分の意味=価値が下がること、人より劣ることを何よりも恐れます。

自分の価値を上げるためには命さえも犠牲にすることがあります。

…人は二分法、善い悪い、マルバツをつけたがり、

この善い悪いは評価です。

マルは肯定、バツは否定。

…自分で自分を正しく認識し、自分は「〇〇だ」と

自己規定することは大変難しいことです。

…ましてや幼い子どもは、自分を自ら規定する能力はないので、

親をはじめとして、他者の評価・規定によって自分の価値も決まってしまいます。

ここで否定やバツの評価を受けると、自己否定の塊となります。

どうせ自分は何をやってもダメだと思うようになり、

果ては自信を失い、劣等感を抱いてしまいます。

…ですから、子どものできたことを的確に褒めます。

そのためにはよく子どもを見ていなければいけません。


…また人の評価はまちまちで一定しません。

…人の評価・規定は当てにならない、それでも人の評価を気にして、

人の評価に左右されて生きています。


…不安定な中で人は安定したいと思うところから、誇大自己がつくられます。

ありのまま自分より大きく膨らませた自分です。

…これには心のエネルギーを誇大自己に注ぎ続けなければならず、

本来の自分にはエネルギーが備給されず、やせ衰え疲弊していきます。

それでも誇大自己を支え、もっと大きく立派で優れているように

見せなけれならず、最後には破綻してしまいます。

そうなると、本来の見すぼらしい自分しか無いことに気づいて、

動けなくなり、これがうつ病です。

こうならないための道筋・方法を精神分析は教えてくれます。

(メルマガより一部抜粋)


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           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実



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