分析家の独り言 506(夫婦とは)

今インテグレーター養成講座Ⅱで夫婦共謀について話しているので、

あらためていろいろ考えさせられることがあります。

夫となる男性の言語力やリーダーシップと、妻となる女性の女性性や母性・情緒性、

そして、互いがどれだけ精神的に成長を遂げているか。

それらがないと、夫婦間のギクシャクした歪みが、やがて子どもの問題として出てきます。

まず夫婦となるとはどういうことかをどれだけ考えたでしょう。

ただ世間で言う結婚適齢期がきたので結婚したというのでは、人並みの生活様式を持っただけです。

一人暮らしは侘しいので、夫婦となった二人が共に暮らすという形式に変えたということもあります。


分析的にみて好ましくないケースとして、お友達結婚、子どもを生むための結婚、

寂しさからの結婚などがあります。

お友達結婚は、遊びや趣味が共通しているので、そこそこ続きます。

子どもを生むための結婚は、子どもを産んだら夫婦として関係は終わり、

夫は家庭を維持するためにお金を稼ぐ人になります。

寂しさからの結婚で最悪なのは、例えば夫が飲んだくれて暴れても、

寂しいいために切れないで別れられないことがあります。


仕合せになろうと夢と希望をもって結婚するのですが、仕合せな夫婦生活を送ることは結構難しいようです。

やはりここでも、コミュニケーション能力が問われます。

コミュニケーション能力が低いと、互いが互いの気持ちを言葉で表現し聞き、理解し合うことが出来ないので、

問題解決に至りません。


親達のコミュニケーション能力が低ければ、自己表現や問題解決や人との良好な関係を築くための言語を、

子どもが学習することもできなくなります。


既婚者もこれから結婚する若い人達にも、健康な夫婦とは家族とはどういうものか考え知り、

仕合せな結婚生活を営んでもらいたいと願います。

そのサポートができたら幸いです。


私自身、漫然と事に望んではいけなかったと反省しています。

問いを持ち、考える事は大事なことです。

私に知るとこの楽しさを教えてくれたのは精神分析でした。


          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実


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