分析家の独り言 469(愛着)

-10月24日、分析理論講座(母性:子どもに必要な養育)に寄せて-


育児に一番大事であり必要なことは、母親からの子どもへの愛着・愛情です。

ですからまず母親が子どもに愛着行動を示すことです。

それに応えるかのように子どもは母親にしがみつき、まとわりついてきます。

これが子どもの愛着行動です。

しかしそもそも母親自身が“愛着“を知らなければ、

子どもにベタベタくっつかれまとわりつかれると、

「あっちへ行きなさい」、「くっつかないで」と排除します。

子どもは母に邪魔にされ跳ね除けられ、くっつきたいのにくっつけません。

これでは子どもの愛着行動をひきだすどころか、「くっつくな」、

「愛着するな」といっているのと同じです。

このように排除されることが繰り返されるうち、子どもはくっつくことは=排除されることだと学習します。

結果、人に近づけない、頼れないで孤独に生きるようになるでしょう。

子どもはお母さんの様子をよく見ていますから、仕事で忙しいお母さんにもくつっついていけません。

母親が子どもに愛着を示し、その愛着行動を続けて初めて定着します。

それには三年かかります。


刺激によって人は知能と肉体が発達します。

よく寝るからと寝っぱなしに慣れた子は、刺激が少なく発達が遅れます。


子どもに与える刺激とは、母の好奇心と子どもへの関心です。

母親のマンネリと抑うつ的態度(無気力、無感動)は子どもを刺激しません。

楽しいハプニングがおこるような家庭、ここには父の協力も要ります。

そしてハプニングをおこせる融通性があることが大事です。

融通性がないと、一定の決まりきったパターンを繰り返し,

子どもに行動パターンを読まれてしまいます。

すると、「お母さんならそう言うと思った」、「そうすると思った」と、

先回りして子どもに言われます。

分裂症的な突拍子もないことや、予測もつかない何の関連もないようなことではなく、

適度に予想外の楽しいハプニングであることです。

わずかなことでも積み重ねていくと、学習になり定着していきます。


愛着をつくるために必要なことは、“ まなざし ”、“ 声 ”、“ スキンシップ ”です。

子どもを育てるお母さんにが愛着を知らなければ、子どもとの愛着を築くことは難しいことです。

それは自分自身が母親からいかに愛着を向けられたかによります。

無いものは知りようがなく、つくりようもない無いのですが、

分析で自分を知り、分析者との関係で愛着を体験し、更に分析理論を学ぶことで出来ます。


あるクライアントから、「先生(分析家)に愛着を学んでいたんだなぁと実感です」というメールをもらいました。

この愛着を子育てにまた活かしていくことです。

無から有を生み出す精神分析の素晴らしさを感じます。


10月24日、分析理論講座で話すテーマは、

-母性- 子どもに必要な養育、母性欠損による影響です。

以上のような内容をこの日の講座でお話します。



    インテグレーター  安朋一実


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この記事へのコメント

mihomihohappy@docomo.ne.j
2013年10月31日 21:41
新米ブロガーみほみほです。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚イィ!安朋さんのブログって本当に面白いですよね(o^∇^o)安朋さんのようなブログが書きたいと思ってる女の子ですもじ(´pq`*)三(*´pq`)もじよければ、みほのアメブロも見てくれませんか??あっ!わけありでコメント止めちゃってて、メアドに直メほしいです(o^^o) ブログ友になってくださいo(^-^)o

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