分析家の独り言 439 (次長課長の河本準一さんの母親の生活保護費受給問題)

お笑いコンビ・次長課長の河本準一(37)が会見を開き、母親の生活保護費受給問題について語った。
母親が最初に受給を受けたのは河本の年収が100万円に満たなかった14~15年前という。
表舞台での活躍が増えた5~6年前から一定額の仕送りを始め、今年に入り増額もしたが母親の受給は継続していた。
今年4月に一部週刊誌が匿名で報じたことで発覚し、母親が自ら受給の打ち切りを申請したという。
河本は「いつ自分の仕事がなくなってもおかしくなく、不安だった」と胸の内を明かし、受給や自身の援助については「福祉事務所の方と話をして決めたことだった」と繰り返し説明。
受給自体には問題なかったとの考えを表明したが、「今思うと考えが甘かった」と反省の弁を述べた。過去数年分の受給金額については「きちんとお返ししたい」と返納の意向を示した。
(jiji.comより引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あらためて人の中にある『不安』について考えさせられる。

最近、河本さんがテレビで活躍されているのをよく目にしていた。

当然それなりの収入はあったはず。

一部の報道では、年収5千万円はあったのではと言われている。

一般的に考えれば、これだけの収入のある息子を持つ母親が、生活保護を受給するのはいかがなものかとなる。

しかし、拭い去れない不安が彼にあったのだろう。

彼も会見で言っているが、来年の仕事の補償は何もない。

今年は5千万円の収入があったが、来年はどうなるかわからない、もしかするとまた元のように100万円にならないとは限らない、という不安。

ならば年収1億円あれば安心かといえば、それでも来年、再来年の補償がないことには違いはなく、やはり不安なのだ。

もともと人は、母の胎内にいる時から母の不安を訳もわからず受けている。

また、親の離婚や倒産など、不安を更にあおる経験をする。

知らず知らずのうちに、親の不安は子どもに伝わる。

ならばこの不安はどこから来たのか。

親のまたその親から受け継いだ。

それが世代連鎖され下の代に行くほど、増幅され膨らんでいく。

何をするにも不安を抱える人がいる。

車を運転すれば事故を起こすのではないか。

仕事をしても失敗しうまくいかないのではないか。

何か事を起こす前から、マイナスの結果を想像してしまう。

これでは何か新しいことをやってみようとか、チャレンジしようという意欲も持てない。

反対に、新しいことにチャレンジしていく人がいる。

何が違うのか。

その人の心、無意識が違うとしか言いようがない。

まずこの世に歓迎されて生み出され、安心と安全の中に浸り、心地良く授乳されたか。

承認と賞賛を受け、自他(親)共に自分をOKな存在と思えたか。

それら子どもにとっては、親の対応によって決まる。

親の大きなあたたかい懐で安心と安全に包まれて育った子どもは幸せである。


精神分析という対話療法によって、不安を安心に書き換える。

河本さん、あなたの良さを活かし、安心してこれからの人生を歩める精神分析というもがあります。


インテグレーター(精神分析家) 安朋一実


ラカン精神科学研究所のホームページ

オールOK!子育て法 のページ

不登校・ひきこもりに悩む方々へ

非行・家庭内暴力に悩む方々へ

メルマガ:子育て相談室便り

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

T&Y
2012年05月28日 09:03
河本さんの場合は、本当に「甘い」というよりも、タチが悪いと思います。
本当に生活保護受給金を必要としている人がいるのに、明らかに自覚がなさすぎます。
だから、許せません。
悪質な税金の奪い方(詐欺)です。そう思います。不正なやり方です。

河本さんの場合は、母親・姉・叔母A・叔母Bが需給。
一人17万を4人で月々68万、
2000年から先月まで12年間需給で、総額9792万円なります。
生活保護不正受給の為に隣同士全部別々の家に住み、
全員が生活保護不正受給十数年継続していました。

最初の方は、収入が少ないというのはうなづけますが、
売れてからというもの・・・・「もらえるものは、もらっておけ」ということを、周囲の人にも言っていたらしく、河本さんの意識が、見えてきます。
明らかに、不正です。

借金が多い日本なのに、本当に生活に困っている人に、お金がいくような仕組みをつくってほしいです。こんな河本さんのような安易な状況でも、総額一億円ももらえるような状態では、日本が沈没します。
しっかりとした仕組みと、問題点を追及してほしいです。
決して、片山議員との関係性などに、問題がすりかわってほしくない。
論点は、明確にして、そのうえで、問題視してほしいです。
ラカン精神科学研究所  安朋
2012年05月29日 09:37
売れてからも、「もらえるものは、もらっておけ」ということを、周囲の人にも言っていたらしく、・・・とはひどい話ですね。
これでは大人として、社会人としての自覚がない。

残念ながら、今回の河本さんの母親の件にかぎらず、生活保護費を不正受給している人は結構いるようです。
自分で働いてお金を稼ぐより、生活保護をもらってのんびり生活するほうが楽という考えのようです。

問題は、肉体は大人でありながら、精神が赤ちゃんであることだと思います。
人はいかに依存と甘えを克服するか。
社会の仕組みをしっかりつくり、実行していく政治家自身が大人ではないので、不正や賄賂が横行し、この生活保護の問題もどこまで明確に適切に対応していけるか。
国民一人一人が精神を成長させ、正しい超自我(して良い事と悪い事を判断する自我)を持つことの方が良いのでは、と思います。

    

この記事へのトラックバック